2013年1月30日水曜日
JaSST で講演させてもらいました
JaSST という団体から講演依頼を受けまして、今日、講演を行ってきました。内容は昨年のCEDECで行なったものを、こちら(JaSST) でもやって欲しいという話です。講演依頼を受けたものの、非常に申し訳ないことに、自分は JaSST さんについて全く知らなかったのですが、なんと!ソフトウェアのテストを専門に扱う団体なのでした。テストにフォーカスした団体が日本に存在し、しかもすでに11回もシンポジウムを開催している上に、日本全国に展開中ということがわかって、ちょっと衝撃です! 本当に自分の無知を恥じるばかりですね・・・
当然、今日のカンファレンスもソフトウェアテストに関するセッションばかりが並んでいます。す、すごい!!多少、テストについて前回の CEDEC で話をしたとはいえ、こんな集まりで自分なんかが公演してもいいのだろうかとも思ってしまうくらいです。
ラッキーな事に講演者は全セッションを聞くことが出来るパスを貰うことができたので、公演前にいくつかセッションを聞いてみましたが、その中でもソフトウェアテストの自動化に関して、ゲーム業界の自分にもそれなりに得るものがありました。というのも、最近はスマートフォンの進化によってゲーム業界がそれほど特殊なテクノロジーや機械を使用する業界でなくなってきており、つまりプラットフォームが同じになってきているおかげで流用しやすいツールや技術も多くなってきたおかげでしょう。GAME Watch の後藤さんの記事にもありましたが、こういったハードウェアのコモディティ化の流れはこれからも加速していくと思うので、ゲーム業界へのこのようなソフトウェアテストに関するテクノロジーの応用は進んでいくことが期待出来ます。楽しみですね。
ソフトウェアテストの自動化については、プロダクトのリリース&アップデートの頻度が上がりまくっている昨今、非常に重要なテクノロジーになってくると思うので、今後も注目して行きたい分野なのは間違いないです。
そうそう、カンファレンス後の懇親会の会場で、ソフトウェアテストについて研究されている電通大の西博士とお話する機会があったのですが、なんでも最近は、ゲーム内のツンデレキャラが正しいちゃんとしたツンデレであるかのテストを行うようなシステムを研究されたとか。なんというか、電通大、恐るべしですね (^_^;)
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