2010年11月13日土曜日

週トロ 1周年 & トロ・ステーション 4周年

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昨日(11/11) で、週刊トロ・ステーションが1周年をむかえました、1周年を記念して、週トロでは1周年記念号を現在配信中です!ちなみに、トロステだけで考えると、まいにちいっしょから数えてなんと4周年になります。コンテンツの消費速度が加速していく現代において、ひとつのコンテンツを4年間も続けてこられるというのは、とても幸せなことだと思っています。また、PS3のみではありますが、1年ぶりにプログラムのアップデートも行わせていただきました。アップデートの内容はいいがだったでしょうか?

��年前、まいにちいっしょから週刊トロ・ステーションへの切り替えの際には、はたしてどのくらい続けられるかも不安でいっぱいだったのですが、なんとか1年間続けることが出来ました。これもひとえに週トロを楽しんでくれているユーザーさんたちのおかげです。感謝のキモチでいっぱいです。

これからもっともっと週トロをおもしろく、盛り上げていきたいと思っていますので、これからも応援のほど、よろしくお願いします!!

それでは、また。
ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございました!

追伸>
一応、週トロには非公式ではありますが、私が勝手に設定した Twitter のハッシュタグ #wtoro があります。個人的にチェックしておりますので、おきがるに週トロの感想などつぶやいてもらえれば嬉しいです。なお、重要なことなので2回いいますけど、こちらのハッシュタグは非公式なので、なにかサポートが必要な内容などは、SCEさんまでご連絡いただいたほうが確実で安心です。このあたりを参考に、インフォメーションセンターまでご連絡くださいませ。




2010年11月3日水曜日

トロとクロのスポンジワイプ、発売中です!

トロクロ柄のスポンジワイプ

前回のカレンダーの案内に続けて、またグッズの紹介になってしまい恐縮ですが、少し前に新グッズとして、トロとクロ柄のスポンジワイプの発売を開始しました。

こちらのトロとクロのスポンジワイプは、アマゾンさんと、トロのおみせ、あとはイベントでの販売になります。ちょうど、この間からアマゾンでは送料がすべて無料になっておりますので、1つからでも送料無料でお気軽にお求めいただけます。この「スポンジワイプ」という商品は、キッチンなどで台ふきんなどとして使える吸水性が高くて、なんどでも洗って使えるキッチン用品です。リンク先のサイトを見ていただければ、その便利具合がとても伝わるかと思いますので、興味がある人はぜひ、ごらんください。

実は、わたしずっと前からスポンジワイプを使っていまして、とっても便利な商品だったのでグッズ化したいなーとずいぶん前から考えていたのです。そして、ようやく発売できることになりました。

と、いうわけで、トロとクロのスポンジワイプ、みなさんのキッチンにいかがでしょう?






2010年10月4日月曜日

どこでもいっしょ 2011年カレンダー、好評発売中!!

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どこでもいっしょ 2011年 カレンダー

早いもので今年ももう10月、毎年恒例になりましたどこでもいっしょカレンダーの2011年版も発売を開始しております。今年はこれまでとチョットデザインを変更して、縦長に。そしておまけでクリスマスのグリーティングカード付きなんですヨ!

これまで、会社の方で通販サイトを作って通販を行って来たのですが、クレジットカードが使えなかったり、発送する業者が選べなかったり等、あまり使い勝手の良いものではありませんでした。そこで今年からは、アマゾンのe委託販売というサービスを利用して、アマゾン上で販売を開始しています。

これはお客さまが普通にアマゾンから買い物をするように、弊社が出品しているアイテムを購入してもらうことができるという大変優れたシステムになっています。はっきり言って、便利すぎます!!

そうそう、さらにカレンダーと同時に、年賀状の販売も開始いたしました。
と、いうわけでみなさま、今年のカレンダーももどうぞよろしくお願いします!



2010年9月29日水曜日

「羽月莉音の帝国」がスゴかった!

羽月莉音の帝国 (ガガガ文庫)

尖閣諸島問題が世間を賑わせている昨今ですが、こういう事件が起こると、国というものについて考えさせられます・・・と、微妙に真面目なフリをしていてなんなのですが、最近すごいブームのライトノベル(ラノベ)の話など。

仕事柄(?)というか、まぁ、昔から新井素子とか氷室冴子とか好きだったこともあって、以前からラノベも結構読む自分なのですが、そんな中であんましどころかまったくラノベらしくない様な、ちょっと国という存在ついて、考えさせるラノベがあるのです。なんと。

タイトルはズバリ「羽月莉音の帝国」という小説なのですけれど、この小説、主人公の少女(羽月莉音)が革命を志ざし、日本から領土を奪い、建国をめざすというストーリー。しかし、かといってラノベにありあちなフシギパワーとか超テクノロジーとか一切なし!未来人も宇宙人も超能力者もでてきません。ひたすらに現実的な手段で革命を目指すという、もし主人公が女子高生じゃなかったらラノベじゃないんじゃない?といえてしまう様なおそるべき内容の小説なんですヨ。

で、ネタバレにならない程度に紹介を続けると、革命、そしてその先にある建国のためには資金が必要なので、大儲けを企むのですが、この方法が奇をてらわず、実にまっとうなのです。どうまっとうなのかは、実際に読んでもらったほうがいいと思うので、このへんで中身の説明はやめておきますが、自分的2010年ラノベオブザイヤーの作品です!

ちなみに、去年(2009年)の自分的ラノベオブザイヤーは、「紫色のクオリア」でした。こっちは羽月莉音の帝国とは真逆(?)でフシギパワー全開の話しなんですけれど、個人的にツボにはまるSFでしたね。

というわけで、どちらの作品もちょっと変わったラノベを読んでみたい人には非常にオススメですよ!




2010年9月21日火曜日

TSG2010 雑感

トノサマン人形、デカイ

今年もTGSの季節がやって来ましたが、プラットフォームをだしている2社(SCE,MS)の今年のイチオシはそれぞれPS Move と Kinect といった入力デバイスにフォーカスしたもの。その方向性では先行する 任天堂 Wii に対して、それぞれ工夫したものとなっていました。

Kinect は人間のポーズや動きを専用のカメラで読み取ることにより、特定のデバイスを持つ必要がないというとっても未来な感じがするインターフェイスを採用しているデバイスで、本当にカメラ部分しかありません。かたや、PS Move の方はパッと見の印象ではWii リモコンに似ている感じをうけてしまうようなデザイン形状。「未来感」という意味では、Kinectがより未来っぽい感じがしてしまいます。

一方、技術的にというか、ハードウェア(HW)的に見てみると、さすがにKinectは、人体の認識をできるだけ少ない負荷&リアルタイムで処理していくために、通常のカメラ、赤外線カメラなどに加え、専用のプロセッサまで内蔵した非常にリッチなHW構成になってしまっています。

では、PS Move の方はというと、形状はともかく、Wii リモコンと比べてみるとカメラに関してはまったく逆になってるのが面白いところ。Wiiリモコンの場合は、コントローラ側にカメラ(CMOSセンサ)が内蔵されているのですが、PS Moveの方はコントローラ側に、光る玉(色はプログラマブルに変更可)が付いているのみで、Wiiリモコン以上にシンプル。それらの認識はPS3に接続されたPS Eye(カメラ)が行うしくみ。これはPS Move専用品ではなくて、これまで既に発売されていた汎用の USBカメラなので、コスト的にはKinectよりかなり有利になってます。専用のカメラではなく、汎用のUSBカメラですんだのは、ひとえにPS3のCPU、Cell によるところが大きいでしょう。流れてくるデータを順次処理していくような処理に関しては、Cellは非常に高い性能がでるので、今回の様な用途にはもってこいだったわけですね。

あと、カメラを使っていることで、PS Move、Kinectも両方ともに AR的な演出というか、遊びが可能になっているのは、Wiiのゲームにはなかった特徴です。これらはコンシューマーのプラットフォームでは、まだまだ開拓されていないところなので、これからどんなタイトルが出てくるのか、非常に楽しみなところですね!

2010年6月17日木曜日

3DS、くるぞ 3DS!

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アメリカ、ロサンゼルスで開催されているE3を視察に来ています。

昨日、いよいよ公開された 3DS を3時間も行列して触ってきましたが、なんといったらいいのか。もう、超ヤバイです。ゲーム業界人は、1分でも1秒でもはやく体験したほうがイイ。でないと、ヤバイ。

これまで、ゲーム業界には色んなパラタイムシフトがあったと思うけれど、久々にすごい衝撃が来たという感じがしています。いまから、16年くらい前、SONY がPlayStationを発表前に、PSX と呼ばれていた開発機械で、恐竜がノシノシ歩く3Dのデモをおこなったことがありました。その衝撃は、2Dのゲームをつくってきたゲーム業界人にはものすごいものだったのですね。いよいよワークステーションや映画でしか、扱えなかった、本格的な3D(これはポリゴンの話)が、家庭にやってくるのかと!と、いうような、2D から3Dへのパラダイムシフトでの出来事がありましたが、今回はまさにそんな衝撃!! これまで、劇場や特別な設備が必要だった立体視環境が、みんなの手元に来てしまう!簡単に買えて、遊べる世の中になってしまう。まさに、パラダイムシフトだといえます。

ゲーム業界の方は、あらゆるコネを駆使しでも体験し、一刻も早く、対策なり、企画なり考えるようにしないとという大事件を目の当たりにした気持ちです。

だって、この3DS が、来年発売されたらこの感覚が当たり前になっていくんですよ。3Dグラフィックが当たり前になったように、また、携帯電話で iPhoneがもう当たり前になっているように。幸運なのは、まだ1年以上時間があるということ。これからなにを、どう準備したらいいのか、どうやったら3DS が当たり前になる世の中で、それでも相手にして貰えるエンターテイメントを作っていけるのか、準備していかなくてはいけません!

追記 6/17/2010 >
 自分でもう少しまとめようかと思っていたのだけれど、最高によく解説してあるブログを見つけたので、そちらに目を通していただければ十分かと。驚きの部分と、あとマイナス面についてもきちんとまとめられています。
 実際E3で触ってみて、3DSは売れると思った理由。

2010年4月23日金曜日

「週刊トロ・ステーション ラウンジ」 オープン!

週刊トロ・ステーション ラウンジ

本日、SCEさんからリリースがでましたが、「週刊トロ・ステーション」のPlayStation 用ラウンジとパーソナルスペース&各種アイテムが公開されました!ウチでこちらの制作を担当させていただきました。スタッフみんなが、なんとかトロの誕生日に間に合わせようと、がんばって作ってまして、なんとか間に合いました!いやー、よかったよかった。(ちなみに、トロの誕生日は5月6日です)

PS Home のコンテンツ制作は初めてだったので、何度となく壁にぶつかったりしましたが、みんなのがんばりでそれらもクリアして、いろんな仕掛けのある面白いラウンジになっていると思います。また、別売ではありますが、パーソナルスペース「トロのおうち」は、「どこでもいっしょ」や「まいにちいっしょ」のお部屋を彷彿とさせる和風のデザインになっていますので、そちらも注目ですよ!!PS3 をお持ちの皆さん、ぜひトロに会いに来てくださいね。

また、これからGWにかけていろんなイベントを企画していますので、そちらもお楽しみに〜

2010年3月31日水曜日

4月1日(木)は、週トロの更新がありますよ!

駅前の桜がほぼ満開だったよ、花見いきたいなぁ

ども、週トロが始まって以来、ずっと金曜日更新だけだったのですが、明日(4月1日)は特別に更新がありますよ!

内容はまぁ、想像にお任せするとして、4月1日限定の配信ですし、見てソンはしないと思いますので、お見逃しなく!!

そして、新年度も週刊トロ・ステーションをよろしくお願いします〜

追記>4月1日更新分の、配信時間ですが、
・プラチニャ会員 18:00 〜
・無料会員 24:00 〜
で、それぞれ、次号(4月2日号)が配信されるまでの24時間という予定です。

プラチニャ会員&無料会員ともに、4月1日の0時すぎに、更新することになりました!

2010年2月12日金曜日

Google Buzz ですと!

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おとといの発表から、スタートしたGoogleの新サービス、Google Buzz ですが、早速、使ってみましたよ、まだまだ Buzz がすくないですね。で、簡単にいうと、GMail + Twitter というカンジです。Google 版 Twitterといわれるもの、さもありなんといったカンジ。まぁ、そろそろほとんどのGMail ユーザーが使えるようになるようなので、使ってみるのが一番手っ取り早いと思います。下手なレビュー(このブログも含め)読むよりも。

で、それでも話を続けると、私のイメージとしては、便利で楽しそうなんだけれど、Gmail にヒモ付られている分、ちょっと怖い気がしましたよ。とっても、私の場合、メアドがばれるとか、そうことではなく、そもそも、ネット上に顔も本名も普通に出しているので、どーでもいいんですけれど(むしろ仕事に繋がりそうならウェルカムだし、っていうか仕事ください)、使ってて気になったのが、公開範囲がまったく異なる2つが、同一ラインに並んで、同じような、インターフェイスで使えてしまうってこと、なのです。

具体的に言うと、Gmail は当然、送信者と受信者しかそのメールの内容を知ることは出来ません(簡単に盗聴できるとか、そういうのはさておき)。メールですし、当然です。でも、そのGmailの中に、普通に表示されてくる Google Buzzは、そうではなくて、その Buzz は、基本的にネット全体へ公開されるモノなんですよね。一応、Privateなモードもあるようだけれど、Twitter 的なものだと考えると、むしろ意味が無い。だったら、チャットするよ、みたいな。

で、私は Google Buzzを使ってみて、その頭の切り替えが面倒で、うっかりまちがって、相手しか読んでいないという感覚でヤバイコメントを返したりしそうで、怖いなとおもった訳です。例えばチャット感覚で、「そういえば、こないだの・・・だいじょうぶだった?」とか、コメントのあと、普通にオープンにしにくい(このばあい・・・の部分)とかを、うっかりつぶやいてしまいそうなんですよね。

Twitter の場合は、ツール自体が分かれているし、完全に別のサービスなので、そういうミスをする可能性は相当低いわけで、そもそも、そんな心配すらしたことなかったんですけれど、これがGmail のインターフェイスにのってくると、話が変わりますからね。

まぁ、とはいえ個人的には基本的に新しいサービスが始まるのは楽しいので、ネガティブな話だけではなくて、もうすこし建設的な話をすると、このGoogle Buzz、Google Apps には、非常に向いていそう、良さそうだと思っています。いわゆるイントラ用Twitterってカンジですね。ここは、Twitterが入ってこれなかったところでもあるし、決められたドメイン内(たとえば社内)だけ、つぶやきが公開されるというのは、それはそれで魅力的です。多少間違っても、社内なら、まぁ、たぶんだいじょうぶかなと。というわけで、イントラネット用のTwitter として、Google Buzzは便利な気がするんですよね。実際、Google Apps 向けに準備もされているようなので、導入が今から楽しみです。

と、いうわkではじまったら、さっそくビサイド社内向の Google Buzzを始めたいと思いますヨ!

2010年2月6日土曜日

週刊トロ・ステーションのサポートについて

新作グッズが届いたよ

ども、そもそも非公式な活動だったので、キチンと報告してなかったのですが、私が個人的に週トロのサポートめいたことをすることは、できません。もちろん普通の話なら、はなせますケド。なので、週刊トロ・ステーションが、何かいつもと違う状況になった際に、私のつぶやきで判断されていた方は、それがアテにならなくなっています。申し訳ないです。

でも、たしかに、こういう事は分散せず、きちんとしたサポートができるところで、一元化したほうがイイので、良いことだと思います。

と、いうわけで、週刊トロ・ステーションについて、なにかアリましたら、SCE のインフォメーションセンターまで、連絡してもらえれば対応してもらえたり、状況がわかるハズ!そして、必要な場合は、ウチの方までそのメッセージが届きますヨ!

▼ SCE サポート窓口(インフォメーションセンター)

TEL 0570-000-929(PHS、一部のIP電話の場合 03-3475-7444)

受付時間 10:00~18:00


また、個人的には、公式でないネット上の各所のご意見、ご感想はモチロンみておりますので。

ではでは。

2010年1月29日金曜日

iPad は携帯ゲーム機の再定義

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ついに iPadが発表されましたね!昨日の夜は、実況聞いたり、見たりしながら Twitter がすんごい楽しかったです。で、これは書かずに入られないというか、自分的に考えた事を、熱が冷める前にまとめておこうと思った次第で、久しぶりのブログ更新というわけです。

私としては、iPadはiPhoneよりさらに、ゲーム機、とくに携帯ゲーム機の脅威になる存在になった、なってしまったと考えます。そして、携帯ゲーム機として、大ブレイクするんじゃないかと思っているんですよ。そもそもエンターテインメントにとって、スクリーンの大きさというのはそれだけで重要な性能のひとつだといえるんですよね。映画は大きいスクリーンで見たいし、ゲームなんかも、できるだけキレイで大きな画面で遊びたい、やっぱし、そういうものです。iPhoneのスクリーンは非常に奇麗でしたが残念ながら、本格的なゲームを遊ぶにはちょっと小さく、そのため小さいスクリーンでも満足できるパズル系のゲームがかなり多くなったのかなと思ってます。(もちろん、それ以外の要素もありますが)

しかし、iPadの10インチの手持ちスクリーンというのは、これまでのゲーム機の歴史の中でも体験した事のないデバイスで、携帯ゲーム機という範疇で考えるならば、型破りにデカい画面なんですよね。感覚的には、リビングの大型テレビと同程度の視野を埋めることができ、距離が近いため細かい文字も表示可能、しかもタッチパネルまでついているという、ゲーム機として夢の様な表示デバイスが搭載されている訳ですよ。そこには、まったくの新体験が待っているといっても過言ではなく、本当にわくわくします。Twitterのつぶやきで、「iPhoneがデカくなっただけじゃん」っていうネガティブなつぶやきをたまに見ましたが、私にしてみると、「だからいいのだ!」と思えてしまったんですよね。そして、アップルとしても、iPhone同様、まちがいなく iPadに向けにゲームラインナップに力を入れる事でしょう。さらに、iPhoneでゲームを遊ぶときに大きな弱点であった、「自分の手で画面が隠れて遊びにくい」という欠点をデカいスクリーンっていう力技ハックで回避してしまったiPadには、あらゆる可能性が広がっているとおもいます。どんなスゴイ体験をさせてくれるゲームが出てくるのかが本当に楽しみで、そして、ウチとしても、がんばっていきたいと思ってしまうすばらしいデバイスです。

そして、iPadが携帯ゲーム機としてブレイクする可能性が高いと思うのは価格も大きいですね。最低価格で $499 というのは、じつは PS3 の発売当初の価格と同じなんですよ。ギリでゲーム機としても認識できる価格かなと。この価格、自分の予想より全然安かったですし、そして、これからも下がることはあっても、高くなる事はないでしょう。そうなったときにどれだけ普及していくか、想像できません。そうして、普及していくと、iPadは携帯ゲーム機の再定義になってしまう気がします。かつて、GAMEBOY から始まった現在の携帯ゲーム機のスタイルが、iPadで、再定義される。そんな気がしているんです。

これまで iPhoneでゲームを遊んでる子供が、DS やPSP を遊ぶ流れや、その逆はまだイメージしやすかったんですけれど、iPad のデカいスクリーンでゲームに遊ぶことになれてしまったら、DS やPSP で遊んでも満足しない、できない気がするんですよね。まだ、DS は子供向けに強いシェアがあるので、ゲームタイトルで、まだ棲み分けが出来るかもしれないのですが、DS より上の年齢層をターゲットにしているPSP なんかは、iPadが普及してしまうと、非常に中途半端になってしまう可能性が高いと考えます。iPad自体が、大人向けのDS, PSP という位置にすごくしっくりきてしまうからなんですよね。

私としては、ゲーム以外のその他の機能(どっちかというと、こっちが本来の機能ですが)、読書や、音楽、映画、ブラウズって、エンターテインメントの範疇に入ると思いますし、それらとあわせてゲームも十分に楽しめる iPadは、大人向きの最高のエンターテインメントマシンだと考えて、完全に納得してしまいました。超ヤバイです。

と、いうわけで、ゲーム業界に身を置く人間の視線からiPadについて考えてみました。とはいえ、iPadの一人勝ちとか、面白くないし、PlayStation プラットフォームが好きな私としは、PSPにがんばって欲しいと、心からそう願っています。

PSP、がんばってほしい!!がんばってー!!!