2013年6月23日日曜日
Licensing EXPO in ラスベガス!
先週はロサンゼルスの E3 の後、車でラスベガスに移動して、そこで開催された Liceising EXPO を視察してきました。と、いうのも E3 にトロが参加したのにつつき、こちらのイベントにも出演することが決まったためです。トロ大忙しだね、おつかれさま。
E3 はネット上にいろんな記事が上がっているのですが、さすがに Licensing EXPO に関してはあまり記事がなさそうだったので、簡単ですが紹介しておこうと思います。
このイベントは一般のお客さんというより、業者向けのイベントでキャラクター等のライセンスする商材を持っている人、もしくはいろんなアイテムを作っている人があつまるイベントです。そのため、各ブースには商談用のスペースが設けられ、興味がある会社の人とすぐには話ができるようになっていたりします。いろんな会社と一気に話が出来る機械なので、商談ブースもなかなか賑わっていました。基本ビジネスとはいえ、あつかっている商材がキャラクターがメインなので、各社のブースはとても華やかで見ていてあきません。写真も撮りまくってきました (^^)
とった写真はこちらのリンクから全部を観ること事ができるので興味がある人はゼヒ。せっかくなので、その中からいくつかピックアップして紹介しておきますね。
進撃の巨人を彷彿とさせるにこやかで不気味なキャラクター。ターザンかな?
キッコーマン!?これホントにキッコーマンが展開しているんでしょうか (^_^;)
日本でも大人気のリラックマ。ブースもかなり気合が入ってました。
みんな大好き アングリーバードのブースも巨大です。グッズもいっぱいありました。
アングリーバードほどではないものの、キャンディークラッシュのブースもありました。
ポケモンブースは、でっかいピカチュウ!
これはルービックキューブのライセンス商品らしいです。ハイセンスです。
ドーモくんも人気があるようでした。
CBS ではスター・トレックがイチオシの大規模展示。
そうそう、今回、感じたのはキャラクターが完全に日本風というわけではないのですが、このキャラクターみたいに日本人的にも抵抗なくなってきているデザインが増えているなという印象。昔の全力でアメコミだぜ!みたいなキャラはなりを潜めてしまったカンジです。日本のアニメなどの影響でしょうかね?
キャラクターだけではなくて、コカ・コーラなどメーカーのブースもありました。
アパレルの展示もいっぱいありました。女児向けが多かったですね。
あと、今回、特に残念だったのが、国内でもいろいろと叩かれることが多いクールジャパンですが、このイベントでもやる気0%みたいなブースでした。人もいないし。
で、たとえば韓国なんか、こんなにしっかりブース作ってるんですよね。多分、クールジャパンは税金使っての出展だと思うので、もすこししっかり展示して、がんばってほしいとおもいました。
2013年6月1日土曜日
療育3アプリをリリースしています
ちょっと案内が遅れてしまったのですが、先月、約1年間ほどかけて制作してきた3つのアプリがリリースされました。こちらは、「療育アプリ」というカテゴリで、一般的なお子さん向けの教育用アプリからさらに一歩進んで、実際に発達障害をもつお子さんのトレーニングに活用することを目的として作られたアプリになります。
このアプリを制作することになったのは、ウチがリリースしていたお子さん用の絵本アプリなどを見て小林さんが声をかけてくれてくれたのがきっけでした。小林さんは以前、SCE に勤められていて、その際にはずいぶんとお世話になった方です。現在は独立されているのですが、新しい事業として検討されていた「療育アプリ」のプロジェクトに誘ってくれたのでした。
ちょうど、その頃、自分の中には子供用アプリ制作についてちょっとした葛藤があり、今後、どうするべきか悩んでいたんですね。具体的に言うと「子どもにはアプリとかデジタルな物じゃなく、本物の(アナログの)紙の絵本を与えるべきなのではないのか?我々が作っているアプリは結局、子どもにとってマイナスなのではないのか?」という本質的な疑問が実際に子どもを育てているスタッフから上がってきたからなのです。
自分が新しいテクノロジー、特にコンピュータが大好きなこともあり、デジタルとアナログでの優劣というか「新しいもの=受け入れていくもの。これからの子どもならなおさら」という感覚だったので、正直上記のようなことは考えたこともなかったのです。でも実際に子どもを育てている人に言われるとけっこうショックで、今後のアプリをどうしたものかと思ってたんですね。
そんなか、小林さんの話が来たわけです。すでに Mac を実際の発達障害のお子さんのトレーニングに活用されている長田先生という方がいて、そのノウハウを生かしたアプリを作りたいと。そのアプリを作ることで、これまで長田先生の教室でしか出来なかったようなトレーニングが各家庭でも効率よくできるようになるというお話でした。これは、まさに渡りに船の話で、これはコンピューターテクノロジーがお子さんに、まちがいなく役に立つものとして提供できるだろうと思ったわけです。
と、そのようなカンジでスタートしたこの療育アプリでしたが、作り始めてみるとやはりなかなか一筋縄ではいかずに、試行錯誤を繰り返し、長田先生の教室ではプロトタイプの段階から活用してもらってフィードバックもいただきながら改良を続けていったので、一年以上の期間がかかったのですが、なんとか3アプリが完成してリリースまでこぎつけることが出来ました。こちら、ウチの会社、ビサイドからではなく、新しく設立されたNPO法人 チャイルド・ケアリング・アソシエーションから販売しています。
小さいお子さんをお持ちの方など興味がありましたら、ゼヒ、今回の3アプリを見ていただければと思っています。そして、よかったら購入していたければ、次期、療育アプリの資金につながっていきますのでどうぞ、よろしくおねがいします。
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