2006年3月30日木曜日

ナイコン族気分

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実は半年ほど前から、Macintosh (マック) がすごく気になっています。



話を聞いたり、本を読んだり、お店でマックに触るたびに、今のマックっていいなぁ、というキモチがだんだん強くなってきているんですよね。ただ、このまま勢いでマックを衝動買いしてしまうには、マスターアップ前の今の時期は忙しすぎて、買ってもどうせろくに、いじくり回せなさそうだという理由で理性が働き、自分に歯止めがかかっている状況なんです。



んー、いいのやら、わるいのやら。



ま、それでもマックは気になるわけで、Web でニュース記事や、blog を見つけて読んだりしているのですが、微妙に物足りないんですよ。PC の記事は多いんですが、マックの記事って、やっぱり相対的に少なくって。



その結果、自分の好奇心のはけぐちは、マックの専門雑誌に向かっています。しかし、マックの専門誌(MacPeople, MacFan) は月刊なので、月に一回しか、情報が更新されないんですよ。月刊誌なんだから、あたりまえですが。これが、Web の情報更新のスピードになれた今の自分にとって、えらく、もどかしいんですね。ケド、その一方で、とても懐かしい感覚を思い出したんですよ。なんていうか、好きな雑誌があり、その来月号の発売日まで、今月号を隅々まで読みながら待つっていうのは、ホント、久しく忘れていた懐かしい感覚でした。



その昔、ほとんどのパソコン(当時はマイコンって言ってましたが)は、まだまだ子供のおもちゃと見られていた時代がありました。しかし、それでも今のパソコンとそんなに変わらない値段がしていたので、パソコンは、子供がそう簡単に買ってもらえる商品ではなかったんです。そんなパソコンを買ってもらえない、子供たちは、電気屋さんに展示してあるパソコンで、BASIC を動かしたり、ゲームを遊んだりして過ごしていたんですよね。そして、パソコンの雑誌を読みながら、いつか親に買ってもらえる日が来たら、どんなパソコンにしようかなとか、手に入れたら、こんな事ができるんじゃないかとか、いろんな夢を見ていたわけです。



そんな、パソコンは持っていないけれど、パソコンが好きな人間たちを表す言葉として、「ナイコン族」という言葉があったんですよ(この○○族って表現も、いい加減、古いですな)。



ご多分にもれず、自分もナイコン族だった期間がそれなりにあり、そして、なんか、いまの自分って、その頃とタブって見えるわけで、なんつーか、ナイコンというか、ナイマック族ってカンジですけど。



35歳にもなってこんな気分が再び味わえるとは、なんとも嬉しいことかもしれませんね。



と、今日発売の MacPeople を手にしながら考えたりしていたのでした。












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