電脳空間カウボーイズのシン石丸さんが最近、氏のブログで ActionScript のいろんなテクニックをソースと共に公開してくれていて、なかなか面白くてためになるので楽しみにしています。シン石丸さん、ありがとうございます!
ただ、ちょっと残念な事がありまして、何かというと掲載されているソースコードがちょち見づらいカンジなんですね。
そこで、ひょっとしたらご存じかもしれないのですが、OSX に最初からインストールされている OSX の vim を使って簡単にソースコードの html 化が出来るので紹介したいとおも言います。
まずは、百聞は一見にしかずと言うことで、html 化したソースコードの紹介を。(← クリックすると表示します)どうでしょうか?かなり見やすくなっていると思うのです。
これは、シン石丸さんの6月10日のブログに掲載されているソースコードを私が gvim でhtml 化した物で、基本的には、OSX の Terminal で下記のようにタイプするだけでソースコードと同じフォルダに、html ファイルが作成されます。(ソースコードは、flv.as という名前だとすると flv.as.html となる)
vim -n -c ':colorscheme desert' -c ':set number ' -c ':so $VIMRUNTIME/syntax/2html.vim' -c ':wqa' flv.as
以上です。(最後の flv.as はもちろん、ソースファイル名によって変わります)
ただし、ザンネンながらvim には ActionScript の syntax ファイルが標準でインストールされていませんので、普通に実行しても上記のように色分けされない html ファイルが出来てしまいます。as ファイルの色分けを有効にするためには、下記の手順で syntax ファイルを追加してあげる必要があります。
- ココから、ActionScript のsyntax ファイルをダウンロード
- ダウンロードしたファイルは、~/.vim/syntax/actionscript.vim として保存
- さらに ~/.vim/filetype.vim を作成し、下記を追加
au BufNewFile,BufRead *.as setf actionscript
これで、OK!
ちなみに、先ほど紹介したファイルは、標準の vim ではなく、gvim という単独で動作する(Terminal でなく)アプリで作成しています。これはこうしないと、微妙なカラー設定が有効にならないからなのですが、それ以外にもイロイロと GUI で変更できたり、html 化もメニューから選べたりと、vi になれていない人にも便利だとおもいます。gvimは Windows などでも簡単にインストールできるので、Windows ユーザの人でも同様の方法でソースコードの html化を行うことが出来ますね。(その際には、上記のコマンドの ' を " に置き換えてください)
実はこの機能、ウチの会社ではとある作業の為、毎日使用していたりします。
おためしあれー
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