今日のトロ・ステーションで「リッジレーサー7」とのコラボレーションが発表されました。これまで SCE 内のタイトルでのコラボは経験があったのですが、そこを乗り越えてのコラボは初めてでチョット新鮮でした。
ネット上の反響もいまのところは、好意的に受け取ってもらえているようでなによりですね。頑張った甲斐があったというものです。
せっかくなので、今回のコラボの目玉(?)であるポスターについて、ちょとだけ。このポスター、紙っぽい感じを出すために、当初、雑誌の付録のように、十字の折り目をつけようかという案もあったのですが、さすがにやり過ぎなカンジがしたのでやめまして、微妙な凹凸をつけるというトコロにおちつきました。
その凹凸の実現方法として、ノーマルマップ(モデリングではなく、凹凸の情報もつテクスチャをポリゴンにマッピングすることで凹凸を表現する)という手法で、凹凸が実現されています。このノーマルマップという技術は、それほど新しい技術ではないのですが、リアルタイム処理で使えるようになったのは次世代機(PS3, 360 等)になってから。応用範囲が広く、機能的には、とても便利な代物なんですね。
実はこのノーマルマップ自体は、ポスターが初めてというわけではなく、すでにトロのお部屋のいろんな場所で使用されています。たとえば、お部屋の畳のなども、かなり細かく凹凸が付いているのが、わかるでしょうか?これもノーマルマップによって凹凸が実現されているモノのひとつです。
こういう細かい凹凸をモデリングしてしまうと、ポリゴン数がとんでもないことになるのですが、ノーマルマップを用いることで、メモリや処理時間を節約できるというわけなのですね。
んー、スバラシイ!興味がある人は、ネットで検索してみると、もっと詳しい解説が書いてあるページが見つかると思います。
あ、そうそう、ちなみに現在、次回のバージョンアップに向けた作業の最終段階でして、もうすこししたらイロイロと情報がでてくるとおもうので、おたのしみにー
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