2015年11月29日日曜日
フロア増床しました!
先月、オフィスを増床しまして会社の受付が一階に移動しました。この一階のフロアは全て会議室の構成になっており、3つの会議室から成り立っています。それぞれ名前がつけてありまして「トロの会議室」「中トロの会議室」「大トロの会議室」という名前にしました(^^)
トロの会議室は以前からあってその移設だったので、そのまま襲名したのですが、新設の2つの会議室の名前は散々迷った結果、そのままサイズ順に命名した感じです。ちなみに下の写真が一番大きい大トロの会議室です。
ちなみにこちらのフロア、会議室だけになって開発フロアとは完全に分離できたので、ゲーム関係のイベント、勉強会などで利用される方には無料でお貸しすることができるようになりました。一応、弊社のスタッフが付き添う必要があるので、メンバー内にスタッフがいることが望ましいのですが、スケジュールがあうなら別途付き添いも可能ですので、お気軽にご相談ください(^^)
Unity県人会の支援P にも登録していますからそちらからでもOKですヨ
また一階ということで前を通る人も多いので、ディスプレイエリアも設けました。今はクリスマスの飾りつけになっています。まだ、ちょっと寂しいのでだんだん増やしていきたいですね!
2015年9月5日土曜日
世界創造株式会社
この小説、主人公たちが、ソーシャルゲームを作る事で世界を変えていくことにチャレンジスするっていうとてつもないお話しなのですが、そのソーシャルゲームの部分記述に関して、それっぽいカンジになる様、すこしだけ協力させていただきました。
ま、とはいえ、あまりにリアルにしすぎると現状のビジネスモデルに縛られすぎて面白くならなかったり、業界が変化してしまうと、陳腐化も進んでしまうので、現状のソーシャルゲーム業界の雰囲気をある程度だせるくらいにとどまっています。
そんなかんじで、お手伝いした内容的にはゲーム制作で使う用語や業界の話のネタ出し程度で、あまりたいしたことは出来ませんでしたが、小説の制作にお手伝いするのは初めてだったので、とても楽しく協力させていただきました。
それはそれとして、この小説、なかなかスケールの大きい話で面白いのでゲーム制作やお金儲け?に興味がある方にはオススメですよ(^^)
そうそう、現在、出版元の星海社さんのサイトでは、試し読みもできるようです!
試し読みはコチラから。(期間制限があるかもしれないので、よめなくなってしまっていたらスイマセン)
よろしくお願いします!
2015年7月14日火曜日
追悼・岩田 聡さんの思い出
ずっと更新していなかったブログをこんな寂しいテーマで再び更新することになったことがとても辛いのだけれど、やっぱり、いま書くのがいいと思ったので書いてみた。
昨日、突然に任天堂社長・岩田聡氏の訃報が届いた。自分はずっとプレイステーションフォーマットで仕事をしてきたので、岩田さんとは一緒に仕事をする機会もなく、直接合って話をした事でさえ、イベントか何かで挨拶を交わし事があるくらいだったけれど、他のゲーム業界のプログラマと同じように、偉大な先輩として一方的な憧れのような心は、もちろん抱いていた。プログラマとして開発の現場から、あの任天堂の社長になり、業界を引っ張っていたスターだし、比べるのは難しいけれど、自分の中ではチュンソフトの中村光一さん、ソニー・コンピュータエンタテインメントの久夛良木健さんにならぶ大スターだったのはまちがいない。
そんなかんじで、一方的にあこがれているだけだった自分が強烈に岩田さんを再認識した事件というのがあって、それは、なにかというと、自分がはじめて参加した 2005年の GDCでのキーノート。この 2005年の岩田さんのキーノートはまさに別格でいまでも鮮烈に記憶に残っている。
実はコレ、自分の講演などでも、アメリカでの任天堂のレジェンドぶりを語る際にはいつも引き合いに出す話で、初めて参加した GDC でそのキーノートが聞けたのは暁光だった。キーノートの内容は超ざっくりいうと、岩田さんの歴史で、自分が開発者としてどういう風にゲームに関わってきていて、どれほどゲームが好きなのか。と、そんな感じの内容だったと思う。自分的にはそれなりに知っている話でもあったので「そうそう」と楽しく聞いていたんだけれど、それが一転して、印象に強く残ったのは、そのキーノートを聞いていた会場のアメリカ人(男性)が感極まって泣いていたのを目撃したから。これ、まじです!!
その後、現地で色々と聞いた話によると、アメリカで NES (ファミコン)の成功は、アミガショックで崩壊したアメリカのコンソールゲーム市場を復活させたという事もあり、日本以上にゲームファンの人の任天堂に対する尊敬の念が強いと言うこと。そして、その任天堂の社長にまさに開発畑からの出身者(岩田さん)が上り詰めたという事。さらに決定的だったのは、岩田さんがキーノートの冒頭で語った下記のメッセージ
On my business card, I am a corporate president. In my mind, I am a game developer. But in my heart, I am a gamer.
これが、最高に胸に刺さったという事だった。
そりゃ、泣くわ。これは、ほんと、ずるいくらいにかっこよすぎる(^^) ゲーム開発者の心をわしづかみだよ!!!
ちなみに、キーノートを聞いていた人達が感極まって涙を流していたという話、いろんな所では話ていたら、岩田さんと交流のあったポストペットの八谷さん経由で、岩田さんの耳にも届いたらしい。これは、あとで八谷さんから教えてもらってちょっと嬉しかった。
このキーノートは本家の GDC Vault にも残っていて無料で見ることが出来るので、ゲーム業界で働く方たちは、ゼヒ見て頂ければと思います。
最後になりましたが、故人のご冥福を心よりお祈りいたします。
そして、ありがとうございました!
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